2018/06/15 09:00
「サラリーマンから農家への転身」
東京にある某医療機器メーカーで営業職として勤務していました。
自社の製品の魅力を伝え購入していただく事は、とてもやりがいを感じられる仕事で、厳しい世界でありながらも楽しいものでした。
しかし、仕事を続けるなかで、「会社が作ったモノを自分が売る」のではなく「自分が作ったモノを自分で売りたい」という思いが芽生えていきました。
それに加え、「いつか長野県のような自然豊かな場所で過ごしたい」という憧れもありました。
「もし、憧れの長野で仕事を始めるなら何ができるだろう?」と模索している中、ある一冊の本と出会います。非農家から新たに農家に転身する「新規就農者」の実例とインタビューをまとめた『新農民になろう』というタイトルの本。
そこに、長野県に移住しぶどう農家になられた方の記事が載っていて直感的に「これだ!」と。
「出会いに感謝」
すぐにその ぶどう農家さんに会いに行きました。そこから私たちの人生から大きく変わり始めます。次々と、農業に関係する多くの方々との出会いがあり、移住の話しが一気に進んでいきました。私が移住先に須坂市を選んだのも須坂市役所の職員との出会いがきっかけです。
「移住~研修~独立」
そして、2年間の厳しい(?!)修行を経て自身のぶどう農園を開園する事ができました。
「葡萄屋iwakiと申します」
全国に多くの農園が存在する中で、まさに今現在、このブログを読んで頂いているということ。
このご縁に、本当に感謝感激です。
まだまだ小さな農園です。
ですが、小さな農園だからこそできる事もあると思っています!
どうか温かく、そして末長く、皆さまとともに歩んでいく事ができれば幸いです。
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あなたの「おいしい!」が聞きたい。
それは生産者にとって一番嬉しい言葉。
信州須坂より思いを込めて
ぶどうをお送りします。
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一年に一度、秋だけ。